前作『ソング・フォー・ユー』と並ぶ傑作アルバム。「セサミ・ストリート」の挿入歌で、子どもにはぜいたくすぎる名曲から一転、曇り空の下で憂いの表情を浮かべるカレンが容易に想像できるレオン・ラッセルの見事なカヴァー、バート・バカラックに匹敵するリチャードのインストを挟み、ハンク・ウィリアムズのカントリー・ポップスのカヴァーでの空騒ぎから、カレンの重い苦悩が滲み出るへと連なる流れが完璧。そして彼らの曲の中でおそらく一番有名なは、この18分8秒あるメドレーで聴いてこそ意味がある。(麻路 稔)

 ・ amazon : Now & Then

 ・ Google play music : 05. Now & Then (1973) / ナウ・アンド・ゼン

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カーペンターズの絶頂期に発売された通算5枚目のアルバム。ポップス・ファン永遠の名曲「イエスタデイ・ワンス・モア」を収録。レコードのB面は、「イエスタデイ・ワンス・モア」と、そのリプライズ・ヴァージョンに挟まれる形で、オールディーズのカヴァーをメドレーで演奏している。アルバムは全米・全英チャートで2位を獲得。全英アルバム・チャートでは初のトップ10入りであった。日本では、カーペンターズにとって初となるオリコンLPチャート1位を獲得し、101週に渡ってチャート・インした。

アルバムは全米・全英チャートで2位を獲得。全英アルバム・チャートでは初のトップ10入りであった。日本では、カーペンターズにとって初となるオリコンLPチャート1位を獲得し、101週に渡ってチャート・インした。1973年当時の日本盤LPのタイトルは『ナウ・アンド・ゼン〜今、そしてあの頃』。本作からは、「シング」(全米3位)、「イエスタデイ・ワンス・モア」(全米2位)といったシングル・ヒットが生まれた。イギリスや日本などでは、「ジャンバラヤ」もシングルとしてリリースされ、イギリスで12位、日本で28位を記録した。

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1. シング
2. マスカレード
3. ヘザー
4. ジャンバラヤ
5. アイ・キャント・メイク・ミュージック
6. イエスタディ・ワンス・モア
7. ファン、ファン、ファン
8. この世の果てまで
9. ハイ・ロン・ロン
10. デッドマンズ・カーブ
11. ジョニー・エンジェル
12. 燃ゆる瞳
13. アワー・デイ・ウイル・カム
14. ワン・ファイン・デイ
15. イエスタデイ・ワンス・モア(リプライズ)